《夕日塔番外編》 想いの裏側
【高校(1・2年生)】

-稚鶴Side-

「稚鶴……あの…ね………私……//////」


目の前には、頬を赤く染め、モジモジしているカワイイ夕穂ちゃん。


私はそれを見て、ニヤリと笑った。


「なぁーにぃーー?下河君と何かあったぁーーー?」


そう楽し気に言うと、夕穂の顔がもっと赤くなる。


キョロキョロ視線を泳がしていた夕穂は、意を決したかの様に私を見据えた。


「う、うん………その……告白…されました………//////」


やっと来たぁーーーー!!


夕穂の言葉を聞いた途端、私は思いっきり夕穂に抱きつく。


「稚、稚鶴!?くるひっ……」
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