《夕日塔番外編》 想いの裏側
傍で話してた下河君と宮迫が揃って振り返る。
「夕穂どうした?大丈夫か?」
下河君はサッと教科書を拾うのを手伝い、宮迫は呆れ顔。
「遠藤……お前また日希関係の事で野々谷に変な事言ったり聞いたりしたろ?」
小さく当てられ、ペロッと舌を出した。
「バレた?」
「………似合わない動作するな。気持ち悪い」
「ハァーー!?女の子に向かって気持ち悪いは無いと思うんですがぁーーーー!?」
小学校から変わらないケンカを繰り広げる私と宮迫。
教科書を拾い終わった夕穂と下河君が、同じタイミングでため息をついた。
「夕穂どうした?大丈夫か?」
下河君はサッと教科書を拾うのを手伝い、宮迫は呆れ顔。
「遠藤……お前また日希関係の事で野々谷に変な事言ったり聞いたりしたろ?」
小さく当てられ、ペロッと舌を出した。
「バレた?」
「………似合わない動作するな。気持ち悪い」
「ハァーー!?女の子に向かって気持ち悪いは無いと思うんですがぁーーーー!?」
小学校から変わらないケンカを繰り広げる私と宮迫。
教科書を拾い終わった夕穂と下河君が、同じタイミングでため息をついた。