花蓮【完結】
「あ、朱美!」
にやっと笑いながらバイクを降りてこっちに歩く朱美の姿だった。
「もう大丈夫なのかよ!」
「気合いだ、気合い」
「あっは~やっぱり朱美ちゃん、つよおい」
「琴子、あんたには負けるよ」
皆が朱美に飛び付く。
「花蓮、これで全員揃った!怖いもんナシだ!!」
「おーーーー!!!」
さっきまでの痛みなんか皆吹っ飛んでしまって、朝まで笑い明かした。
この仲間が最高に好きだ。
本当に、大事だ。