花蓮【完結】
「はいはい、よしよし」
「子供扱いすんなっ」
「あーもーめんどくせえなお前」
「どーせガキだよ~俺はっ」
呆れた顔でなつきが俺の頭を撫でるから、まじで俺は子供に戻ったように感じちゃうぜ。
それからコーヒーを飲み干したなつきは出かける準備をしていた。
また、女のとこへ行くなつきを見送って俺は眠ったんだ。
麻美が大変なことになってるとは知らずに。
それを聞いたのは今から一ヶ月も後だった。