花蓮【完結】
「麻美ー哲さんに告白したのー?」
「…は?」
いや、いきなり…何故?
わけがわからなくて佐緒里を食い入るように見つめる。
佐緒里は至って涼しい顔で。
「花蓮あがったら告白するんじゃねーの?
あ、まだあがってないか」
佐緒里の言葉に目をまん丸にする。
佐緒里は呆けてる私の顔を見ると、口角を上げて微笑む。
「気付いてないとでも思った?」
「…え」
佐緒里ははあっと小さく溜息をついてから私の方へ体制を整える。
「あんね、麻美が哲さん好きなことぐらい気付いてるっつーの!」
「はあああ??!?!」
予想外にでかい声がして、自分に吃驚する。
佐緒里は耳に指を突っ込んで、顔をしかめながらも言ってくる。
「麻美のことだろうから、花蓮のこと考えて付き合ってねーんじゃないのかなって」
「………」
「…は?」
いや、いきなり…何故?
わけがわからなくて佐緒里を食い入るように見つめる。
佐緒里は至って涼しい顔で。
「花蓮あがったら告白するんじゃねーの?
あ、まだあがってないか」
佐緒里の言葉に目をまん丸にする。
佐緒里は呆けてる私の顔を見ると、口角を上げて微笑む。
「気付いてないとでも思った?」
「…え」
佐緒里ははあっと小さく溜息をついてから私の方へ体制を整える。
「あんね、麻美が哲さん好きなことぐらい気付いてるっつーの!」
「はあああ??!?!」
予想外にでかい声がして、自分に吃驚する。
佐緒里は耳に指を突っ込んで、顔をしかめながらも言ってくる。
「麻美のことだろうから、花蓮のこと考えて付き合ってねーんじゃないのかなって」
「………」