プレイボーイとのラブバトル?②短編
「栗原くぅ~んっ///
話ってなんだったっけぇ~?」
「あー、もういいから離れろッ!」
そう言った時だった。
店から入ってくる人影をみて
一瞬いきが止まったかと思った。
そこには...
美鈴がいた。
さっきみた修哉だというやつと...
これは尾崎っ!?
キャッキャいいながら楽しそうに
入ってくる。
美鈴は修哉という奴に楽しそうに
笑いかけている。
何...やってんだよ。
「それでね~.....っ!?」
美鈴はこっちを見て足が止まった。
目を見開いてこっちを見ている。
俺もそれにつられて目を見開いている。
「え?あれ栗原先輩じゃないっすか?」
うしろからひょこっと顔をだした女。
どこかで見たことがあるような...。
「わっわたし.....。」
美鈴は、咄嗟に店から出て行った。
「美鈴っ!」
俺は、周りに人がいることを
おかまいなしに美鈴をおいかける。
─キキキーッ
美鈴は信号も見ないで道路に飛び出す。
車のクラクションが鳴り響く街。
「美鈴っ、危ねえだろ!待てって!」
俺はやっと美鈴の腕を掴んだ。
美鈴は息切れをしている。
「なんだよいきなり....。」
「...いきなりはどっちよ!何よあれ!
誠司誰と居たのよっ!?」
美鈴は顔を赤くしながら怒っている。
「あれは...色々事情があって...。」
「事情って何よ!私知ってるんだから!
誠司が浮気してるってこと!?」
!?
驚いて声にもならなかった俺。
だって浮気?
俺が?