プレイボーイとのラブバトル?②短編

「美鈴勘違いして「触んないでっ!」

美鈴の肩に手をかけようとすると
美鈴は怒鳴りあげた。

「なっ「私...すっごい怒ってんだから!」

美鈴を見て分かった。
美鈴は勘違いしているんだ。
俺が浮気しているって。

「美鈴。聞けよ。」

「いやっ!聞かないっ!」

「聞けってばっ!」

美鈴は目を瞑って耳を手で塞いで...
俺の話しなんて聞く気もない。

「美鈴っ!」

俺は、美鈴の腕をつかんだがすぐに
離した。

美鈴はゆっくり目を開けた。

「何で...聞いてくんねえんだ...ょ。」

「だって.....「俺はいつも一番美鈴のこと
考えてんだよっ!なのになんなんだよっ!」

「誠司、ごめ「そんな美鈴は...
いらねえよ。」

「っッ!.....いら、ない?」

「あっ!」

後から自分が言ったセリフを後悔したって
もう遅かった。

「私...いらなくなっちゃったの?」

「違「誠司、別れたいならちゃんと言って!
他にスキな女の子でも出来たんじゃないの?
どうして...ちゃんと言ってくれないの?」

.....俺は渋々鞄からある物を出した。

「...何、これ?」

花柄の小さな袋に入っている物─。

「.....何だと思う?」

「.....わかんないよ。」

「じゃあ、美鈴。バトルしよっか。」

「はあ?」

美鈴は呆れたように盛大のため息を
こぼした。
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