プレイボーイとのラブバトル?②短編
「俺の...そばにいてください。」
え.....?
「あ、いてくださいじゃねえな。
俺のそばにいろ。だな。」
誠司は鼻でふっと笑った。
「あれ?面白くねえ?」
目の前で誠司は首をかしげた。
「だっだっだって///そっその///
いっ今のって.....「プロポーズ
だけどどうかした?」
誠司は計算したような顔で私をみる。
そんな顔...反則っ///
「だっだって...せっ誠司...
さっさっき「うん。女といたね。でも
浮気じゃねえっつーの。」
「でっでも2人きり「2人きりだったけど
別に何も関係なんてねえっつーの。」
さっきから私の言葉を
遮る誠司。
「でっでもまだ私達大学「うん。だから
俺が弁護士合格するまで待ってろってこと。
美鈴のさっきの態度みたらすぐ
乗り換えそうだもんな~。
だからそれまでの予約ってことかな。」
誠司は指輪をゆっくり私の指に
はめてく。
「...ちょっと、指輪ちっちゃい...かも。」
指輪はなんとか私の指にはいったけど
少しキツいような。
「ばーか。今回は寝てる間のお前の指
ちゃんとはかったからキツいもゆるいも
ねえっつーの!今までちょっと
でかすぎただけだ。」
「そっそんなことないっ!...
あと私は浮気も乗り換えもなんもしない!
しいて、いえば誠司じゃなくて?」
誠司は指輪から手をそっとはなして
にっこり私に微笑みかける。
けど目は完全に笑ってない。
「美鈴ちゃん。だから何も関係ねえの。
美鈴のためにわざわざニガテなタイプの
女と一緒にいたんだぜ?
そんくらい考えろばーか。
こんなに愛されてんのにお前はどれだけ
愛を要求してくんだよ!」
─ビンッ
「いだっ!」