プレイボーイとのラブバトル?②短編
数年後─。
誠司Side
「誠司─.....。」
「えっ?おあっ?って...美鈴.....。
何...これ?」
白いドレスを着込んだ美鈴。
透き通るような肌の色に白い
ウィディングドレスはまさに
美鈴のためにあるような気がするほど
美鈴に似合っていた。
「何って何よ、今日は私達の
結婚式じゃないっ!」
美鈴はドレスが少し重いのか
引きずらないように持ち上げて
俺を睨んでいる。
「いや...うん。分かってる。
つうか...綺麗。」
「えっ?///」
「あっ...うん。美鈴可愛い。」
普通をたもっているつもりだが
美鈴を見ていると黙っていられない。
美鈴は今まで可愛いと思っていたけど
高校の美鈴から比べると
だいぶ大人っぽくなって綺麗。
美鈴はあれから行政事務書に
働く道に進む事に決めて見事合格。
俺は弁護士に合格し─...
貯金を少しずつだけどためていって
やっと美鈴の父さんに認めてもらえた。
「だんな様がこんなんだと困るよー。」
美鈴はハンカチでそっと汗を
ふきとりながらため息をはいた。
「あ?今だんな様にむかってお前なんて
言った?」
「えっえっと...その...んん...。」
おびえる美鈴の唇を無理矢理塞いだ俺。
美鈴が時々こぼす甘い声に
止まらなくなりそうな俺。
ヤバい。まぢで今日はおとなしく
していなきゃいけねえの...に─ガチャッ
「アネゴに栗原先輩何しちゃってるんすか?」
「「へ...?」」