プレイボーイとのラブバトル?②短編

「誠司、どうしたの?」

美鈴が心配そうにしたから
俺を見上げる。

「顔赤いよ?熱でもあるんじゃないの?
大丈夫?」

美鈴の手がそっと俺のおでこに
ふれた。

「やっぱあついよ?大丈夫なの?」

「っ...///だっ大丈夫だ。
美鈴は変な心配すんな。それより
美鈴は泣くんじゃねえよ。」

「わっ私は泣かないもん///
誠司こそ泣かないでよね?」

「泣くわけねえだろ?俺は...
今日はたぶん宇宙一幸せ者
なんだから...。」

「えっ!?」

「あっ、いや...その...。」

俺は何を言っているんだ。

「ふふっ、ははは。誠司らしくなーいっ。」

「じゃあ...俺らしいって何?」

「えっ?う~ん.....。わかんない。」

美鈴はすぐに答えた。

「なんだよ。それ。」

「私も...凄く幸せだよ?」

「.....何、目赤くなってんだよ。」

「あっ赤くなんてなってな...い。」

「美鈴あのさ...」

─トントン 『お時間になりました。
準備はよろしいでしょうか?』

「あ、はっはい!行くぞ、美鈴。」

そう言って美鈴に手を差し出した俺。

「...誠司、今なんていおうとしたの?」

「えっ.....?」

「今、なんて言おうとしたの...?」

俺の体は急にあつくなる。
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