プレイボーイとのラブバトル?②短編
─最低なことだって分かってる。
こんな彼女だったらこの世の男の人
全部が嫌っちゃうだろうね。
だって今...私は誠司を...
ストーキング中だから。
もう10分くらい歩き続けている。
誠司は、ずっとまっすぐ前を見ながら
歩いている。
一体どこに向かってるの?
♪♯♭♪♯♭
電話...?と思ったけど誠司の
鞄から鳴っている。
びっくりした...。
「はい。もしもしー...?
あ、はい。分かりました。じゃあ、今から
行きますね。」
誠司は誰かと約束をしたみたい。
一体誰と─...?
誠司は、そのまま曲がって近くの
喫茶店に入った。
って...ここってすっごい高い店じゃん。
何で誠司がこんなとこにこれるの?
だってここコーヒー一杯900円って
聞いた事ある...。
何で.....?
ガラス越しで誠司を見ていると
誠司が座った席には...
「誰...あれ─。」
キレイな女の人がいる。
この2人って何の関係.....?
もしかしてこれって...
浮気現場の目撃...?