プレイボーイとのラブバトル?②短編
健也Side
「なあなあ、聞いてくれよ。誠司ー。」
「あっそ。よかったね。」
「まだ何も言ってねえだろ!」
コイツは俺のだち。
栗原誠司。
俺と一緒のプレイボーイ。
男の俺からみてもイケメン。
整った顔立ちで女子の人気も
はんぱねえ。
「どうせお前の話しはまた可愛い女の子
見つけちゃったー☆だろ?」
...なんだよそれ。
「そうだけど今回は超、超
ヤバいんだって!誠司も見たら
惚れるにきまってる!」
誠司は読んでいた雑誌をおろして
俺をチラッと見る。
「...俺とお前の趣味違えもん。
お前の趣味って結構老けた女
ばっかだろ?俺、熟女とか
無理だから。」
誠司はまた読んでいた雑誌に
目を戻した。
「今回の子は目も大きくてまつげも
あがってて...もう人形
みてえなんだって!」
あれは、まぢ可愛かった。
「あ、そ。やべ、つうかこれから
移動教室だ。悪ぃけど俺サボるから。」
「おい、サボるってどこ行くんだよ!」
「ん?保健室。」
そう言って誠司はブレザーのポケットから
携帯を取り出してメールを
打ち始めた。
「...誰、選ぶわけ?」
「...3年の色気ムンムンな奴。」
誠司は最近1つ年上の女と
付き合うようになった。