プレイボーイとのラブバトル?②短編
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帰りは、どうやって帰ってきたのか
分からない。
散々泣きながら気づいたら
自分の部屋のベッドで寝ていた。
携帯を開くと何通もの着信が
入っている。
見ると誠司から8回電話がきたみたい。
何よ...何よ.....。
絶対電話になんか...
出てやるもんか─...
♪♯♭♪♯♭♪♯♭
「わっわわわ。」
携帯が鳴って見ると愛梨からだ。
久しぶりだな~。
私は、すぐに電話にでた。
「もしもしっ?愛梨ぃ...?」
『おおっ。美鈴♪やほおー。
明日の休日にね、健也くんとデート
することになっているんだけど最近
美鈴とも会えてないからさWデート
しない?健也くんも今回はOK
だしてくれたしっ♪遊園地行きたいなーって
思っててさ。どう?』
愛梨のテンションはMAXだった。
「...ごめん。愛梨。私もう誠司と
終わりなのかもしれない。」
『はあああ?何でよっ!?』
驚いている愛梨に今日の話を
全部した。
『...それって見間違いじゃなくて?』
「私の目にくるいはないっ。」
だって朝から一緒に会ったんだから
服装だって分かるもん。
『...まさか誠司くんがそんな事二度と
するわけないじゃーん。美鈴の考えすぎっ!』
愛梨は慰めてくれるけど...
「だっだって...やっぱ見ちゃったもん。
あれが浮気現場じゃなかったら
一体何?」
愛梨に八つ当たりしても意味ないのに...。