プレイボーイとのラブバトル?②短編
第三章...*
─プルルルル.....
『ただいま電話にでることが
できませ ─ブチッ「何なのよ!」
携帯を床にたたきつけた私。
慌てて携帯を拾って壊れていないことを
確認する。
「...誠司のぶわぁかっ。」
最近誠司は忙しくて家に帰ってもPC
に向かったまま。
新婚だっていうのに...
新婚旅行も国内だった。
忙しいなら仕方がないけど...
話すら聞いてくれないし誠司も
特に言葉も交わしてこない。
弁護士ってこんなに忙しいの...?
「黒澤。お茶出しといて。」
「はっはぃ。」
私も事務所で働きっぱなしです。
これが新婚生活?
ありえないよ。
「はあー.....。」
『これからは起きて俺が帰ってくるの
待ってなくてもいいよ。』
こっちがどれだけ苦労して誠司のこと
待っているかも分からないの?
もう腹立つ。
電話にもでてくれないし。
─────自宅にて
時計の針は夜の9時をさしていた。
誠司はどうせ帰ってこないんだから
今まで私だって待っていて
あげたんだから寝てやるー!
どうせ帰ってこないんだから
寝ちゃお...う。
─ガチャッ
「ただいまー。」
帰ってきた!