プレイボーイとのラブバトル?②短編
──♪♯♯♭♪
その時ちょうど携帯な鳴った。
俺はディスプレイを見てため息を
はいてから電話にでる。
「...もしもし?.....はい!?
のっのっ乗り込む!?あっあの...
落ち着いてください!...いっ今すぐ
そっちむかいますから落ち着いて
待っていてください!」
俺は携帯を切った。
美鈴は黙ってこっちをみている。
「あの...さ「仕事でしょう?行ってきなよ。
行かなきゃしょうがないことなんだから。
ほら、早く行きなよ。私は大丈夫。
テーブルに水筒とお弁当あるから。
帰ってくるときは鍵自分で
開けてね。わたし先に寝てるから。」
冷たい美鈴の声。
何でこのときに美鈴を1人に
してしまったんだろう.....。
「わかった。行ってきます。」
『新婚って楽しいだろう。』
この間の飲み会で上司に言われた。
『すんげえ楽しいっすよ。』
俺も酒に酔っていてあんな風に
美鈴の自慢をした。
今だってすげえ美鈴が好きだ。
だけど.....何でこっちの
辛さもわかってくれねえんだよ。
俺たちの間に...壁が少しずつ
出来ていた...。