プレイボーイとのラブバトル?②短編
─────
「おは...よ?」
朝、美鈴の家まで美鈴を迎えに
行くと美鈴の目は、すごく
腫れていた。
いつもの美鈴じゃない顔。
少し笑ってしまいそうな気がする。
「ん...おはー...。」
なんだかまだ寝ぼけているように見える。
「美鈴もしかして昨日寝てない?」
「んー...どうだろうね?」
美鈴は、なぜか鼻で笑った。
「なあ...美鈴さん起きてますかー?」
俺は、美鈴の顔の前で手を振った。
「やっかましーっ!」
美鈴は、いきなり俺の手を叩いた。
「いってぇ。何すんだよっ!」
「誠司っ!昨日なんで一緒に帰れなかったの?」
「だから...授業がなっ長引いて...。」
「本当にっ!?」
美鈴は、真剣に俺を見ている。
「...あぁ。何でそんなこと気になる?」
「っ─...別に。」
「はぁ?」
よく分からないけど美鈴は、朝から
機嫌が悪いみたいだ。
それからは怒られるのも嫌だから
お互い無言で別れた。