プレイボーイとのラブバトル?②短編
「ちゃんと起きてんのか?」
「はっはい.....。」
今のは、夢か。
夢でまで美鈴が怒っていた。
やっぱりちゃんと伝えねえとな...。
─────
【いつもの場所で待ってるな。】
今日は、久しぶりに美鈴と一緒に
帰れる。
今日は授業も早く終わったし美鈴に
メールを打った。
送信と...。
「ねぇ、誠司くんっ♪」
携帯を閉じると目の前に女子達が並んでいる。
たしか名前は...橋本だった。
「何?」
「この後暇?みんなでカラオケ行くんだけど
誠司くんも行かない?」
上目遣いで聞いてくる女。
わざとらしい...。
「悪いけど、俺今日彼女と一緒に帰るから
無理っ。」
「ええっ!?せっ誠司くん彼女いたのっ!?」
女子達は、大口をあけて驚いている。
「ふっ、まーな♪めっちゃ可愛いんだぜ♪」
俺は、つい調子をこいてしまった。
「そっそう...。」
そう言うと女子達は、背中をさすりあいながら
俺の前から消えていった。
よくわからない俺は、そんな女子達を
無視して校舎から出て行く─。
携帯を何度も開いて確認するけど
美鈴からのメールは来ない。
新着メール問い合わせしても
メールは来ない。
どうしたんだ...?