…+*狼×狼@Cafeteria*+…





「……オーナー?





聞いて、ますか?」




怪訝そうに尋ねてくる彼女に



「あ、あぁ。


わりぃ……。」




そー答えることしか、出来なかった。





もう、彼女の顔を見る権利は、俺にねぇから。







そんな俺に、違和感を隠しきれないまま


彼女は、話を続けた。




「…それで、その話聞いて、


もう、付き合えるわけがないって思った。




でも、それより先に






復讐してやるって、そー思ったんです。」



もー、いっそのこと

身動きの取れない蛹にでもなってしまいたいと願った俺は


愚か者……




事実を受け入れる勇気さえ、持ち合わせてないで

無責任なことをしてきた。


それを突き付けられた今、


俺は、どーしたらいいんだろーな?








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