お兄さんがお医者さん
戻って来たお兄ちゃんは何やら色々手に持ってた。
「まりちゃん、坐薬って知ってる?」
「イヤだぁ、坐薬嫌いなの・・・グスッグスッ」って泣いてしまった。
「まりちゃん、気持ち悪いもんね、嫌いだよね。でもさ、のどだって痛いだろ?飲み薬だったら、ちゃんとご飯食べてからじゃないとお腹痛くなっちゃうよ。今のまりちゃんに解熱剤を使うんだったら坐薬か注射のどっちかだよ。どっちがいい?」
「どっちもイヤだぁ、何にもしなくていい。しんどいの我慢する。グスグスッ泣」
「泣いちゃうくらいしんどいのに、辛いばっかりだよ。坐薬は痛くないから、ちょっと頑張ろう?」
「ううん、イヤ・・・泣」
「困ったねぇ。ママかパパに来てもらうか?」
「ううん。このまま寝るからいい。大丈夫だもん・・・泣」
「わかったよ。じゃあ、俺がしばらく見てるから眠りなさい。ほら、目をつむってごらん。」って言ってお兄ちゃんは私のお腹のあたりをトントンってリズムよく叩いてくれた。
ちょっと安心して目をつむったらウトウト眠ってしまった。
「まりちゃん、坐薬って知ってる?」
「イヤだぁ、坐薬嫌いなの・・・グスッグスッ」って泣いてしまった。
「まりちゃん、気持ち悪いもんね、嫌いだよね。でもさ、のどだって痛いだろ?飲み薬だったら、ちゃんとご飯食べてからじゃないとお腹痛くなっちゃうよ。今のまりちゃんに解熱剤を使うんだったら坐薬か注射のどっちかだよ。どっちがいい?」
「どっちもイヤだぁ、何にもしなくていい。しんどいの我慢する。グスグスッ泣」
「泣いちゃうくらいしんどいのに、辛いばっかりだよ。坐薬は痛くないから、ちょっと頑張ろう?」
「ううん、イヤ・・・泣」
「困ったねぇ。ママかパパに来てもらうか?」
「ううん。このまま寝るからいい。大丈夫だもん・・・泣」
「わかったよ。じゃあ、俺がしばらく見てるから眠りなさい。ほら、目をつむってごらん。」って言ってお兄ちゃんは私のお腹のあたりをトントンってリズムよく叩いてくれた。
ちょっと安心して目をつむったらウトウト眠ってしまった。