千年の追憶*番外編*
礼孝様はいつも優しい笑顔で、あたしを見つめ返してくれる。
礼孝様に絶対の信頼を置いているあたしは、無条件で安心できた。
改めて、礼孝様の事を思った事はなかったな。
「では・・・。早時は無事なんですね?
礼孝様も、お怪我がなくて何よりです。」
言いながら、またあたしの醜い頬を、涙が伝うのが分かった。
二人が無事で本当によかった。
あたし、こんなに泣き虫じゃなかったのに・・・。
早時の事は勿論心配だけど、礼孝様の事も気になった。
礼孝様にかけてもらった言葉を、あたしは素直に嬉しいと思っていたんだ。
あんなに早時に、恋焦がれていたのに。
礼孝様に絶対の信頼を置いているあたしは、無条件で安心できた。
改めて、礼孝様の事を思った事はなかったな。
「では・・・。早時は無事なんですね?
礼孝様も、お怪我がなくて何よりです。」
言いながら、またあたしの醜い頬を、涙が伝うのが分かった。
二人が無事で本当によかった。
あたし、こんなに泣き虫じゃなかったのに・・・。
早時の事は勿論心配だけど、礼孝様の事も気になった。
礼孝様にかけてもらった言葉を、あたしは素直に嬉しいと思っていたんだ。
あんなに早時に、恋焦がれていたのに。