恋の輝き
episode 6
信じるということ
あれから約二か月。
涼とは相変わらず喧嘩もなく
幸せの日々を送っている。
不安をのぞいては…
「えー、それって怪しい…。」
唯香は大きな声で私にいった。
付き合ってからとゆうもおの、
涼とはなかなか会えなくなっていた。
それどころか涼が私との約束を破って
女の人と歩いている姿を何度か
見かけている。
毎日不安そうにしていた私を見て
唯香は彼との約束を断って
話を聞いてくれていた。
「そーれ、絶対浮気だわ!」
「でも会社の部下とか…」
「あんたばか?」
「だってえー。」
「調べた方がいい。」
「どうやって?」
「一回彼がねたらケータイみなさい。」
「絶対いや!」
「だったらこのまま騙されっぱなしでいいの?」
「それは…。」
「いい?綺麗事だけじゃ恋なんて
できないの!わかった?」
唯香のゆう通り。
このまま綺麗に信じても結局
泣くはめになるかもしれない…。
私は「わかった」と言って
唯香と解散した。