恋の輝き
episode 7
浮気
あれから何日かたって
私はまだ涼には言えずにいた。
怒りはあったものの
まさかケータイ見ましたって
言えなかった…。
やっぱり知らない方が楽だった。
これさえしらなきゃ
私はまだ涼を信じれた。
ひどすぎる現実から私は
必死に逃げた。
見なかったことにしたら
きっといつか忘れる。
心の底で私はまだそう感じていた。
バカと言われても仕方いほど
私は弱い人間。
ねえ、涼。
なんで私と付き合ってるの?
なんでキスするの?
なんで抱くの?
なんで…やさしくなんかすんのよ…。