恋の輝き


恋をしている女の子は

綺麗になる。

これはある意味あってると思う。

だって…私にはみせたことのない

こんなかわいい笑顔を唯香は

私の目の前でしてるのだから。


-・・・バンッ。

「・・っいったーい。」

「ごめん!大丈夫?」

「気をつけなさいよね!」

私は勢いよく上を向いた。

-ドキン

「本当にごめん…。」

「え…あ、その」

「たてる?」

「ああああ!うん…。」

「はい」

男はそう言い私に手をさしのべる。

「だ,だだ…大丈夫!」


何テンパってんだ私・・・。

あまりにぶつかった相手がかっこよすぎて

かなりテンパってる。

「いいから!はい!」

「あ・・・ありがと。」

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