年下の不良くん
「ご飯出来てるけど、もう少し寝とく??」
寝癖でピョンピョン跳ねている髪の毛を撫でる、私
「ん~…寝とく
りりかも寝よ??」
寝起きだから、いつもより甘えん坊だな
「ごめんね、お掃除とか買い物とか行きたいから、一緒に寝れない」
「えぇ~…じゃあ、俺も起きる」
「ふふっ、じゃあご飯入れるね」
スルリと腕から離れて、私は朝食を温め直す
あ、洗濯物を回しとこう
洗面所に行って洗濯機を回す
「今日って、朝は和食??」
洗面台で顔を洗っている、翔くん
「そうだよ
もう用意出来るから、早く来てね」
なんて緩い会話を少し済ませて、朝食を取って家の掃除を二人でした
午後からは、ちょっと二人でデートがてらにデパートへ
店内を少しぶらぶらしてから、食材を買って帰った
夕飯の時に、もうすぐクリスマスが近いので優美と、翔くんへのクリスマスプレゼントを買いに行く約束をしていた事を話した
勿論、“翔くんへのプレゼント”っていう事は伏せたけどね
さて、どんなプレゼントにしようかな
明日にウキウキしながら、私は1日を終えた