年下の不良くん
「私がどうかした??」
全く意味がわからない
「ははっ、嘘うそ、忘れて、ただの冗談だから
…せっかく用意してくれたなら、先に飯食べようかな」
「わかった
すぐに用意するね」
茶碗に夕飯をせっせと盛り、椅子に座った彼の前に置き、合掌
「…やっぱ、りりかの手料理は美味いな
ほら、今日昼持っていただろ??
秘書の奴が、からかってきてね
大変だった」
「ふふっ、それは大変だったね
お弁当、どうだった??」
不味くはなかったかな??
「全っ然、美味かったよ
ありがとう」
「良かった」
「りりかこそ、今日は昨日言ってた人と会ってきたんだろ??
ちゃんと、話は出来たの??」
「え…あ、うん
ちゃんと、話してきたよ
親友の子に、学校のノートとかを頼んで来たの」
「そっか…
なるべく早く、この件に関しては済ませるつもりでいるから
…迷惑かけて、ごめんね」
「あっ、そんな事はないよ…!!」
いろいろと、他の仕事が山ほどあるだろうし…