年下の不良くん
第六章
──次の日
私は、なんとなく少し早くに学校に着いた
下駄箱に着くと、昨日の朝会った一年生に呼び止められた
「岡本りりかさん??
お話があるんですけどぉ…」
「…何かな…??」
「ここじゃ、なんなんでついて来てもらっていいですかぁ??」
何だろう、と不信に思ったが、特に気にとめることもなく、言われるがままに着いていった
──…
「あ、来た来た♪」
着いたのは、校舎裏にある焼却炉だった
滅多に人が来ないと言うのに、軽く十人のギャル系女子がいた
「お待たせ~♪」
…私だって、これから何が起ころうとしているのか、だいたいの想像がつかないほどバカじゃない
むやみに着いてくるんじゃなかった…
後悔の念が押し寄せる
「え~、これが例の??」
上から下と見られたかと思うと、女子に囲まれた
「ダサくね??
こんなのが好みだったんだ
マジ、笑えるわ~」
金髪のギャルが、そう言って周りに同意を求める
…清水くん絡みか…
昨日の出来事が、既に知れ渡ってしまったらしい