年下の不良くん

「どう??
思い出せた??」

「うん」

「あとは、毎日武蔵にりりかと同じ学年がいいって言ってるみたい
武蔵はもう聞き飽きたーって」

「えっ、嘘…
それ結構、照れるね…」

「照れるとか、りりか可愛いー♪
かなり愛されてて、超羨ましー」

あまりの恥ずかしさで顔を覆う、私

けど、羨ましいって

「優美は武蔵くんがいるじゃん」

いつも一緒だし、付き合ってるんでしょ??

「はぁー??武蔵??
ちょっと、りりか勘違いしてない??
私は武蔵と付き合ってなんかないからね」

「えっ?!そうなの!?」

確かに、そんな話題をされたことは無いけが、あれだけ一緒にいたら勘違いもしてしまう

「武蔵は、何てゆうか、恋愛としては見れないってゆうか…
小さい頃から知ってるから、なんかずっと弟って感じなんだよね」

「そうなんだ
幼なじみって、そうゆうもんなんだ」

私は男の子の幼なじみがいないから、そうゆうのわかんないや

それから他愛もない話をしていると、授業が終わってしまった