甘いささやき
第一章 出逢い
幼なじみ
出逢いは今からずぅと前。
11年前。
春になったばかりの日。
親に手を引かれて泣きながら私の前に現れた。
泣きじゃくった真っ赤な顔。
「ほら、二人とも挨拶は?」
その子の母は二人を前に出して言った。
「ぁ、あいはらぁけい・・・です。」
「だ、だいすけぇ・・・・」
泣きながら消えてしまう位ちっちゃい声で言った。
私は笑顔で答えた。
「あたちはかほだよ。いっぱいあそぼぉね!」
それ一番最初。
私達の出逢い。
11年前。
春になったばかりの日。
親に手を引かれて泣きながら私の前に現れた。
泣きじゃくった真っ赤な顔。
「ほら、二人とも挨拶は?」
その子の母は二人を前に出して言った。
「ぁ、あいはらぁけい・・・です。」
「だ、だいすけぇ・・・・」
泣きながら消えてしまう位ちっちゃい声で言った。
私は笑顔で答えた。
「あたちはかほだよ。いっぱいあそぼぉね!」
それ一番最初。
私達の出逢い。