夏物語

エピソード10

「さ、櫻井…」



昨日あんなことがあったからとても気まずい。




「宮田…俺…やっぱり…」



それ以上言わないで。



まだ花火は咲き続けていて、私たち三人を照らす。









「お前のこと…好きだ。」
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