夏物語
私の部屋は二階なので階段を上っていた。


すると、


「雛、シマシマパンツだー」


薫くんはニコニコしてる。



「ちょ…何見てるんですか!」


私は恥ずかしくて階段を駆け上がった。


何あの人!変態じゃん。



階段を抜けて、私の部屋の隣の部屋を開ける。



随分掃除してなかったからなー。まあ何もないから大丈夫なんだけど。


「ここです。」



「雛の部屋と本当に近いんだねー!夜這いちゃおうかなー」


「止めてください。」


何言ってるんだこの人は。


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