幸せになりたい
あの後…私は健太郎の部屋に二人で戻った。

「こっちに来いよ…」

『命令しないで…』

「可愛くねえな…可愛い顔が台無しだぞ」

『おおきなお世話よ。好きになった男に前では素直になるようにするわ・・・』

「そうか…俺に惚れるなよ…」

健太郎はそう言いながら私を抱きしめた。

そして、唇を合わせた。

なんとも言えないくらい…体が熱くなる。

なんだろう…こんなの初めて。

私はそのまま、健太郎ととにもベットと向かった。




言葉とは裏腹に…健太郎はとても優しくかった。

「俺を忘れることできなくしてやるよ…」

高まる時、健太郎が私の耳元で囁いた…

私は、その言葉を胸に…気を失っていた。

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