幸せになりたい
数十分後…あいつは当たり前のような顔をしてやってきた。

「きちんときたんだ…」

『当たり前でしょ…とりあえず約束したし。』

「約束をちゃんと守るのは偉いね。可愛いよ。琴音ちゃん」

なんだかちゃんづけで呼ばれると気持ち悪い・・・

『それで?話…してくれるんでしょ』

「まあな。でも聞いてて楽しいもんじゃないし・・・
 それに…まあとりあえず、いつもの。」

「あいよ。お前もちゃんと前を向けよ。」

少しすると、オーダーした飲み物が目の前に差し出された。

「ちゃんとしろよ。なっ」

そういってお店の奥へと下がって行った



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