幸せになりたい
鍵を開けて、健太郎が中に入る。

私も続いて入っていく。

玄関の扉が閉まる音と共に…健太郎の唇が落ちてきた。

その場で私を抱きしめ、そのままベットへ向かった。


「琴音が俺の女になって初めて抱くな…
 めいいっぱい俺の感じろよ。」

言葉と共に健太郎は私の服をあっと言う間に脱がした。

昨日までと違う抱き方だった…

なんだか、本当に今私を愛していると言いたいような…

そんなやさしいそんな感じ…


「琴音…俺を感じてる?
 俺、お前を感じてる…やべぇー。今まで以上に気持ちいい…」

『わったし・・・』

その言葉を言うのが精いっぱいだった。

健太郎を感じすぎているから…


健太郎は次々と私の体に俺の印を付ける。

まるで、花びらが風に舞い散るように…

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