Buring&Love
その日はいつもどおりやってきた。
「おはようございます」
そう言って、俺のまわりでてきぱきと仕事をこなしていく優姫。
だけど、俺は正直気が気じゃない。
なぜかって、今日は取引先の社長と会談がある。
そこのチビ餓鬼が優姫のことを気に入っているから。
「社長、若林様がお見えになられました。」
『あぁ、通して』
もう着たかよ。
「かしこまりました」
踵を返して若林を通す優姫。
しかも、今日に限って、いつもよりスカートが短い。
本当に心配だ。