Buring&Love
俺、心配のしすぎで倒れるんじゃないかって位には心配。
「こちらです。」
そう言って扉を開けてきた優姫とそいつ。
『どうも、ごぶさたしてるね。佐伯【さえき】。』
『もう、会うことなんかないと思ってたよ若林。』
犬猿の仲の俺と若林。
どうしてこんなことになったのかは正直よく分からない。
いや、さいしょからこうだったかも。
こいつが優姫に好意を抱いてることを知ったことから、
俺はこうなったのかも。
「あのー、コーヒーでもお持ちしますね!」
この場をどうにか収めようと優姫はいつもどおり必死。