Buring&Love
お気に入りのマットレスの硬さ。
出張ばかりだけれど、
やっぱり自宅のベッドが一番良いなんて実感する今日この頃。
のんびりと寝返りを打つ。
キングサイズの俺のベッドが、
少し不快な音を奏でる。
そして、違和感を感じる・・・。
(優姫が俺の隣にいる・・・?)
なんだ、このシチュエーションは。
静かに寝息を立てて、
穏やかな寝顔をこちらに向ける優姫。
この世に舞い降りた最後の天使さながらの愛くるしさ。
俺は思わずふわふわの長い髪の毛に指を絡ませて遊ぶ。
「・・・。ぅ、ん・・。」