Buring&Love
俺のほうがずっと優姫のこと好きなのに。
「すいといっしょにいるの、ずっと。」
ねぇ、気づいてる?
きっと俺のほうがずっと君を想っている。
「いやー?」
泣きそうな目でこちらを見つめる優姫。
『俺も、優姫と一緒にいたいよ。ずっと、永遠に・・・。』
「うん。ゆーき、すいといっしょにゃの。」
おぼつかない足取りで歩く優姫を
支えて、少し思案する。
優姫のマンションまで送ってもいいが、
この子をベッドまで運んだりお世話するなら、
俺の家のほうが楽か・・・?