Buring&Love




もし優姫との子供が出来たら・・・。






(優姫に似た可愛い子供がいいな。)




なんて考えていた俺。





こんな冗談な本気言えるわけもなく。






俺に似て欲しくはない。





「彗の赤ちゃん可愛いだろうな・・・。」





なんて優姫は呟くから俺は『えっ』なんて驚きの声しか出ず。





「あっ、べ、別にそういうわけじゃないよ?」





『どういうこと?』




内心ドキドキする胸の内を悟られないよう
何気なくを装って聞いてみる。




「・・・。彗綺麗だから
彗の子供もきっと可愛いだろうなって思っただけ。」




少しうつむいてそっぽを向く。






俺は優姫の頭を軽く撫でて、
呟く。




『優姫の子供も、可愛いよ。』









< 89 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop