Buring&Love
もし優姫との子供が出来たら・・・。
(優姫に似た可愛い子供がいいな。)
なんて考えていた俺。
こんな冗談な本気言えるわけもなく。
俺に似て欲しくはない。
「彗の赤ちゃん可愛いだろうな・・・。」
なんて優姫は呟くから俺は『えっ』なんて驚きの声しか出ず。
「あっ、べ、別にそういうわけじゃないよ?」
『どういうこと?』
内心ドキドキする胸の内を悟られないよう
何気なくを装って聞いてみる。
「・・・。彗綺麗だから
彗の子供もきっと可愛いだろうなって思っただけ。」
少しうつむいてそっぽを向く。
俺は優姫の頭を軽く撫でて、
呟く。
『優姫の子供も、可愛いよ。』