ましゅまろハート
約束の1時半。
飛びきりの嬉しさと
しかしどうしたらいいのか
という不安と、
感情が複雑に交差しながらも、
少しでも早く
美波さんの所へと
全速力で走った。
購買部の前に立つと
俺は大きく深く
深呼吸を2,3度し、
乱れた髪をさっと手直しし
自動ドアを開けた。
毎日、いや、
時間がほんの少しでもあれば
ここに来ているから、
この店内のことは
すべて記憶している。
どの商品がどの棚にあるかなんて、
もしかしたら
店の人よりも詳しいかもしれない。
俺は店内を軽く見渡してから
レジへと向かい、
そこに立つオバサンに
美波さんを呼ぶように伝えた。
飛びきりの嬉しさと
しかしどうしたらいいのか
という不安と、
感情が複雑に交差しながらも、
少しでも早く
美波さんの所へと
全速力で走った。
購買部の前に立つと
俺は大きく深く
深呼吸を2,3度し、
乱れた髪をさっと手直しし
自動ドアを開けた。
毎日、いや、
時間がほんの少しでもあれば
ここに来ているから、
この店内のことは
すべて記憶している。
どの商品がどの棚にあるかなんて、
もしかしたら
店の人よりも詳しいかもしれない。
俺は店内を軽く見渡してから
レジへと向かい、
そこに立つオバサンに
美波さんを呼ぶように伝えた。