ましゅまろハート
想いの全てを叫んだ俺は、
肩が上下するほど
息があがっていた。
すると、ふふっとあいつの
笑い声が聞こえてきた。
「何が可笑しいんだよ!」
俺があいつに向かって怒鳴ると、
あいつは笑うのを止め、
「でも、残念。
美波は、僕のもんだ」
とさらに強く
美波さんを引き寄せた。
俺は我を忘れて
美波さんをあいつから引き離そうと
美波さんに近付き
「離せ!」と叫ぼうとした時、
「もう、止めて!」
美波さんが
あいつの腕を振り解きながら、
今までに聞いたことのないほどの
大声で叫んだ。
「本当に……
もう、止めて……」
肩が上下するほど
息があがっていた。
すると、ふふっとあいつの
笑い声が聞こえてきた。
「何が可笑しいんだよ!」
俺があいつに向かって怒鳴ると、
あいつは笑うのを止め、
「でも、残念。
美波は、僕のもんだ」
とさらに強く
美波さんを引き寄せた。
俺は我を忘れて
美波さんをあいつから引き離そうと
美波さんに近付き
「離せ!」と叫ぼうとした時、
「もう、止めて!」
美波さんが
あいつの腕を振り解きながら、
今までに聞いたことのないほどの
大声で叫んだ。
「本当に……
もう、止めて……」