ましゅまろハート
美波さんの言葉を
俺は聞き逃さないよう
しっかりと聞いた。
美波さんのこの言葉が
幻なんじゃないか、
そう思いながら。
暫く美波さんの言葉を
噛み締めてから、
俺は美波さんに
ゆっくり近付き、
からからに渇いた口を開いた。
「美波さん。
……俺と、
付き合ってくれますか?」
美波さんは
頬をほんのり染めながら
こくんと頷いた。
「はい、お願いします」
「こんな子どもに
負けるなんて……クソ」
あいつはそういい残し、
その場を去っていった。
俺は聞き逃さないよう
しっかりと聞いた。
美波さんのこの言葉が
幻なんじゃないか、
そう思いながら。
暫く美波さんの言葉を
噛み締めてから、
俺は美波さんに
ゆっくり近付き、
からからに渇いた口を開いた。
「美波さん。
……俺と、
付き合ってくれますか?」
美波さんは
頬をほんのり染めながら
こくんと頷いた。
「はい、お願いします」
「こんな子どもに
負けるなんて……クソ」
あいつはそういい残し、
その場を去っていった。