ましゅまろハート
「じゃ、臨時バイト?」


「かもしれない」


俺も同じ事を思った。


でもその可能性を

どうにかしてゼロに近づけたい。


「でも、もしかしたら、

 この大学のどこかに

 まだいるかもしれねーし」


俺の言葉にヤナは軽く頷く。


「その可能性に掛けて、

 ……じゃ、探してみっか」


ヤナの気持ちに感謝しつつ、

「おう。ヤナ、よろしく頼む」

と声を掛けた。



< 51 / 164 >

この作品をシェア

pagetop