ましゅまろハート
行動あるのみ!
それからと言うもの、

俺の生活の中心は

美波さんになっていた。


大学に通うのも、

勉強をするのも、

何をするにも、

美波さんがいるから、

俺は頑張れる。


そして少しでも時間が出来たら、

とにかく購買部へと足を運んだ。


そりゃ、俺の事を

しっかりと印象付けるため。


ほんのちょっとずつでもいいから、

美波さんに好かれるように……。


今日もまた

当日休講になった時間を使って、

俺は購買部へと向かっていた。


胸の高鳴りと同時に

足も軽やかになる。


俺は自然と鼻歌を歌っていた。



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