お姫様は最強です

学園のお姫様！？

～結奈side～

　私の名前は姫川結奈。

　姫川財閥の娘です。

　学校では、自分でいうのもおかしいけど、みんなから少し人気があるらしい。

　だって……。


「お嬢様、着きましたよ？」

「ありがとう。」

　学校に着き、、車を降りた瞬間！

「キャー、結奈様よ！おはようございます！」

「おっ、結奈さんじゃね？！可愛いーー！」

「結奈ちゃんおはよ～！」

「ちょっと！私達の結奈様に話しかけないでよ！」

「は？何がお前たちのだよ。お前らこそ気安く話しかけてんじゃねえよ！」

「はぁ？何やる気？あんた達結奈様がいかに素晴らしいお方か語れもしないくせに突っ掛かってんじゃないわよ。」

「いやお前らより語れるから。2時間でも3時間でも語り尽くしてやるわ。」

「ふんっ、無理に決まってるじゃない。まあそこまでいうなら語ってもらおうじゃないの！少しでも不足があったら2度と私達の結奈様に話しかけないでよね！」

「受けて立つわ！お前らこそ2度と話しかけんじゃねぇぞ！」

　こらこら喧嘩しないで…

　まあ、といった感じでいつも門の前に人だかりができる。

　私達の結奈様って……。

　私は誰の物でもないんだけど………

　まぁ嫌われてないだけいいや。