お姫様は最強です

~結奈side~






 へぇ~。

 ここなんだ。

 竜也んちって、広いからわかんないや。

 ガチャッ───

「どうぞ。」

 竜也がドアを開けてくれた。

 なので、少し戸惑いながらも部屋に入る。

「うわぁ、きれい。」

 竜也の部屋は黒色で統一されていて、とてもきれいだった。

 男の子の部屋って、散らかってるイメージだったんだけどな?

 竜也って、綺麗好き?

「別に綺麗好きじゃねぇし、普通。」

 なんで私の考えてることわかったの?!

 まさかエスパ……

「エスパーじゃねぇよ、声におもっきりでてる。」

「あっ、そういうこと。」

 一人納得。




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