お姫様は最強です
はい?
「おばさん、今なんと?」
「だぁかぁらぁ、明日パーティーだから、よろしくね♥」
は、
「「はあぁぁぁぁぁぁ??!!」」
明日パーティー?!
なんでそんな突然!
「おばさん、私パーティーあるなんて知りませんでしたよ?!」
「俺もしらねぇよ!」
「当たり前よ。さっき決めたんですもの♥知ってたらエスパー?」
エスパー?って……。
「とにかく明日はよろしく。決定事項だから!……てゆうか、まだこんな所に突っ立ってたの?座ればいいのに。」
「いや…、どこに座ればいいのか考えているときに、おばさんが……。」
「まぁ!竜也!ちゃんと教えてあげなきゃダメでしょ!」
「はあ?俺が言おうとしたときに母さんが来たんだろ!」
「ま、まぁおばさん…落ち着いて……。竜也も……。」
「全く~……結奈ちゃんごめんなさいね?竜也がバカで。」
バカ……?
「なんで俺がバカなんだよ!」
「なんでって!竜也が結奈ちゃんを誘導してあげないとダメでしょうが!」
また始まっちゃった……。
──それから竜也と竜也のお母さんの言い合いは10分くらい、続いたのでした。