お姫様は最強です
お兄さん登場!!
~結奈side~
「──……さてとっ、そろそろ下降りるぞ。」
あぁ、もうこんな時間なんだ。
「うん、わかった。行こ。」
竜也と一緒に部屋を出て下に降りる。
そして、一階に着くと、リビングから竜也のお母さんが出てきた。
「あら、ちょうどよかったわね。今呼びに行こうと思ってたのよ。こっちよ、結奈ちゃん。」
「はい、よろしくお願いします。」
ん?
なんかおかしかったかな?
でも、一様言っておいた方がいい気がする。
「結奈、自分の世界に入ってないでこっちに来い。」
おっと危ない。
また自分の世界に入ってたわ。
竜也が少し「こいつ大丈夫か?」的な目を向けていたが、あえてそれを無視してリビングに入った。