お姫様は最強です






「んなにこっち見んな。」

 いつの間にか竜也の顔をガン見していたらしい。

 言われたらなんか恥ずかしくなってきた……。

「み、見てないし///」

 あぁ~

 絶対顔赤くなってるよ~。

 竜也の顔見れないし//

「あっそ。早く行くぞ。」

 なにその素っ気なさ!

 ひどくない?!

 竜也はスタスタと先に行ってるし。

「ちょっと待ってよ~!」

 急いで竜也を追いかけた。

「早く来いよ。」

 私が待ってというと絶対に待ってくれる。

 そんな竜也が私は大好き!

「ありがと。」

 と、とびっきりの笑顔で言うと、竜也は耳まで顔が赤くなっていた。




< 169 / 335 >

この作品をシェア

pagetop