お姫様は最強です
「んなにこっち見んな。」
いつの間にか竜也の顔をガン見していたらしい。
言われたらなんか恥ずかしくなってきた……。
「み、見てないし///」
あぁ~
絶対顔赤くなってるよ~。
竜也の顔見れないし//
「あっそ。早く行くぞ。」
なにその素っ気なさ!
ひどくない?!
竜也はスタスタと先に行ってるし。
「ちょっと待ってよ~!」
急いで竜也を追いかけた。
「早く来いよ。」
私が待ってというと絶対に待ってくれる。
そんな竜也が私は大好き!
「ありがと。」
と、とびっきりの笑顔で言うと、竜也は耳まで顔が赤くなっていた。