お姫様は最強です
~結奈side~
まったく~~~。
竜也はいつも人の話聞かないんだからぁ。
でも、久しぶりに話しかけて緊張した!
なんか、前よりかっこよくなってたし……。
ギリギリ顔が赤くならなかったけど、ヤバかったーーー。
……いや、もしかしたら赤くなってたかもしれない……。
まっ、そんなことはおいといて、今私たちは理科室に向かっている。
理由。
それは担任が資料取ってこいとかいうから。
自分で取りに行ってよ!
まぁ、そんなことあったから竜也に話しかけれたけど♪
「……おい。」
「にゃ?」
わーーーー!
な、な、なに!?
突然言われたから変な声出ちゃったよ!
「ふっ、なんだよ『にゃ?』って。」
ふぇーーん。
聞かれてたーーー。←(当たり前だろ)
「そんなことより、ついたぞ。」
「え?」
ほんとだ。
いつの間にかついてた。
私はドアを開けて中に入った。
えーっと。
資料は……。
「これじゃね?」
そういって竜也が資料をみせた。