お姫様は最強です




 よしっ、話を戻そう。

「……それでね、今日パーティーするとか言ってたじゃん?」

「(それでねって何?)あぁ、言ってたな。それがどうかしたのか?」

 どうかしたって……

「……何きこうとしてたんだっけ?」

「は?」

 ほんとに忘れちゃった。

 う~ん、なんだっけ……。

「竜也わかんない?」

 わかる訳ないかな?←当たり前だろ!わかったらすごいよ!

「わかる。」←……ええっ?!

 うわぁ、すご~い♪←いや、それどころじゃないって!

「っで、なに?」

「俺の予想は何時に行けばいいとか、ほんとに行っても大丈夫?とかだろ。」

 うわぁ~当たってるかも~。

 エスパーだ~♪←ん?

「竜也すごいねぇ~、何でわかるの?」

「結奈のことならだいたいわかる。」

 ふぅ~ん、そうなんだ。←えっ?納得?!

「それより、ほんとに行って大丈夫なの?」

「大丈夫だろ、うちが誘ったらしいし。」

 へぇ~、私聞いてないよ……多分。←聞いてると思うよ~。

「それと、何時に行けばいいの?」

「母さんが結奈が帰った頃に電話するって。」

「そっか、わかった。」

 ─ニコッ───

「……っ///////////」

 きゃあーーーー!

 ニコッてしたら、竜也が真っ赤にーーーー!

 


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